「The Flow 47」では、基礎プログラムでも度々登場している47種類の災害対策業務について、各業務の(1)Flow、(2)Checklistを説明します。
災害対策の実務に関わる人なら必ずマスターしてほしい47種類の災害対策業務のポイントを説明します。
災害対策業務の体系とその要点を理解していますか?
・何から対応してよいのかわからない。
・場当たり的で後手後手の対応になる。住民やマスコミから非効率さを指摘される。
・応援職員が来ても業務を指示できない。
47種類の災害対策業務を学び、体系的な知識を武器として、
場当たり的で後手後手な対応から、先取りで自信を持った対応へ。
・47種類の災害対策業務を「型」として、先見性を持ち、柔軟な対応ができる体制を作りましょう。
・先を見通し戦略的な対応力(先見性と戦略性)を高める。
・状況変化への対応力(多様性と柔軟性)と持つ。
災害対策業務のフレームワークを持っているDMTCだから提供できる災害対策業務の体系を学ぶThe Flow 47。
・約10時間で災害対策の体系を学びましょう。
・47種類の災害対策業務のフローと留意事項、関連する知識を提供します。
- 開講期間:2024年4月1日から2025年3月11日
- 受講形態:動画視聴(いつでも、好きな時間に視聴)
- 対象者:防災・危機管理課の行政職員、地域防災に関わる住民リーダー、行政の災害対策に関わる民間企業の社員、ボランティアなど。
- 受講時間:約10時間
- 講師:沼田宗純(東京大学生産技術研究所・准教授)
- 受講料:税込38,500円
ただし、基礎プログラムの受講者は税込27,500円
- 教材:災害対策業務フィールドガイド。
税込8,800円で希望者は購入可能。
- お申し込み方法:DMTC CAMPUSから申し込み (銀行振り込みのみ対応)
- Level Awareness(市区町村の職員なら最低限理解してほしい内容)
- Target 行政職員、行政に関係する民間企業、自主防災組織リーダー、ボランティア団体など。
- Deliver Type 講義動画視聴(DMTC CAMPUSから視聴)
- Duration in Hours 10時間
- Training Description 効果的な災害対応を実現するためには、災害対策の全体像を把握する必要がある。しかし、多様な災害対応をどのように、どこまで把握したら良いのか分からず、自信をもって災害対応に従事できる人は少ない。そこで本トレーニングでは、47種類の災害対策業務フローとチェックリストを学び、行政職員が現場で対応する際の要点をおさえる。これにより災害対応の全体像を把握しならが、後手後手にならずに、自信をもって、先取りで対応できる能力を身に着ける。
- Training Objectives 47種類の災害対策業務を知る。47種類の災害対策業務フローを知る。47種類の災害対策業務のチェックリストを知る。災害対策本部で業務フローを確認しながら対応することを知る。
- Mission Phase Allフェーズ(被害抑止、被害軽減、早期警報と事前行動、被害評価、応急対応や緊急対応、復旧、復興)
- Focus Area Allエリア(47種の災害対策業務)
- Primary Core Capability 知識力・技能力(俯瞰力)、構想力・体系化力。
- Training Certificate DMTCの修了証の発行。
講義内容
0. 導入 (47分4秒)
- 災害対策本部の設置・運営 (25分29秒)
- BCPの策定と発動 (7分2秒)
- 復旧・復興計画の策定・運用 (12分39秒)
- 視察等要人対応・議員対応 (12分15秒)
- 職員の安否確認・動員・管理 (7分59秒)
- 地域住民との連携・防災教育 (7分19秒)
- 行政・民間企業の相互応援要請・受援、活動調整 (11分38秒)
- 自衛隊・警察・消防など専門機関への応援要請・受援 (3分57秒)
- ボランティア団体・NPOなど連携・調整 (10分12秒)
- 土地利用の検討・災害空地の管理 (4分51秒)
- 通信機能の確保・復旧 (7分39秒)
- ハザード情報の収集・分析・伝達 (21分12秒)
- 避難情報の発令 (23分14秒)
- 被害情報の収集・分析・報告 (12分9秒)
- 住民への広報コミュニケーション・マスメディア対応 (12分28秒)
- 相談窓口の設置・運営、電話対応 (4分40秒)
- 救急・救助活動 (10分25秒)
- 捜索活動・遺体安置等 (20分59秒)
- 医療救護活動 (14分7秒)
- 保健・衛生・心のケア・栄養管理 (9分39秒)
- 避難行動支援・帰宅困難者対策 (12分48秒)
- 避難所・避難生活支援 (11分9秒)
- 物資の調達・供給 (11分17秒)
- 要配慮者・ジェンダーなどインクルーシブな支援 (15分12秒)
- 義援金の受付・配分 (6分19秒)
- 各種生活再建支援・災害見舞金・税緩和 (14分52秒)
- 応急危険度判定の実施 (9分41秒)
- 住家の被害認定調査の実施 (20分0秒)
- 罹災証明書の発行 (9分4秒)
- 応急仮設住宅・公営住宅の借上げ・供給管理 (7分45秒)
- 公的な住居修理・解体の対応 (11分34秒)
- 文教施設の対応、応急教育 (5分34秒)
- 公営地・公営住宅等の被害状況把握・復旧 (6分21秒)
- 道路施設の被害状況把握・復旧 (25分11秒)
- 警備・交通規制対応 (10分41秒)
- 鉄道・バス・空港等の公共交通機関の被害・運行状況把握 (4分30秒)
- 山地・河川・海岸施設の被害状況把握・復旧 (13分21秒)
- 水道施設の被害状況把握・復旧 (9分9秒)
- 下水道施設の被害状況把握・復旧 (13分2秒)
- 電力・ガス・通信・石油関連施設の被害状況把握・復旧 (9分58秒)
- 危険物施設の状況把握・安全確保措置 (12分34秒)
- 災害廃棄物の処理 (21分2秒)
- 災害救助法等の災害関連法令の事務 (21分9秒)
- 財源の確保・基金の活用・災害関連の出納 (9分30秒)
- 財政・金融関連の措置 (4分26秒)
- 被災企業・事業者・産業の状況把握・支援 (4分55秒)
- 農地・農業・家畜・漁業の被害状況把握・復旧 (6分1秒)
- まとめ (4分3秒)