東京大学生産技術研究所 沼田研究室が開発した「災害対応工程管理システム“BOSS”」は、2017年の開発以来導入自治体を増やし、現在約50自治体において導入されている状況です。
この度、当研究室では、主にBOSSシステムの導入自治体を対象として、BOSSシステムのコンテンツの充実化、自治体間のノウハウの共有を目的として、概ね月1回のペースで研究会を開催することにしました。研究会を通じて、参加自治体が持つ知見・経験を共有すると共に、標準的な災害対応を構築する場にしたいと考えています。災害対応を学び、議論する、非常に有益な会となりますので、是非奮ってご参加下さい。
- 目的:
BOSSのコンテンツの充実、災害対応に関する知見・経験の共有、標準的な災害対応業務プロセスの構築。 - 参加対象者:
BOSSシステム導入自治体、その他ご関心がある自治体。1自治体の参加者数の制限はありません。(※BOSSを導入されていない自治体には体験版用のアカウントを発行します。事前にご相談ください) - 参考情報:
・被災地方公共団体に対する人的支援の取組
・被災市区町村応援職員確保システムに基づく応援職員の派遣における新型コロナウイルス感染症に係る留意事項について(令和2年5月22日総行派第20号)
※パスワードは参加者の方にのみご案内致します。
2022年度 開催日程
※テーマや講演内容は予定のため、変更となる場合があります。
第17回 | 2022年10月13日(木) 15時〜16時30分 | 災害対策業務フローの標準型の検討、災害対応フィードガイドの紹介 (東京大学生産技術研究所 沼田宗純) →詳細はこちら |
第18回 | 2022年11月10日(木) 15時〜16時30分 | 神戸市のBOSSの活用事例、木更津市のBOSSの活用事例 →詳細はこちら |
第19回 | 2022年12月15日(木) 15時〜16時30分 | 高齢者施設のBCPの現状について (社会福祉法人常盤会 特別養護老人ホームときわ園) →詳細はこちら |
第20回 | 2023年1月12日(木) 15時〜16時30分 | 「平成27年9月関東・東北豪雨災害における常総市の対応に学ぶ」 (茨城県常総市役所) →詳細はこちら |
第21回 | 2023年2月16日(木) 15時〜16時30分 | 災害対策本部の標準形は作れるのか? 〜災害対策本部の通信機器から文房具までの資機材、情報処理システム、 部屋のスペースやレイアウト、運用体制までを考える〜 (群馬県危機管理課、 北九州市役所、 飯塚市役所、 市川三郷町役場) →詳細はこちら |
第22回 | 2023年3月23日(木) 15時〜16時30分 | 災害対策本部の設置・運営 (埼玉県危機管理防災部危機管理課、名古屋市防災危機管理局、国土地理院 関東地方測量部) →詳細はこちら |
これまでに開催された研究会については、 こちらをご覧ください。 |
「効果的な応援・受援に向けた災害対応の標準化研究会(BOSS研)」
●開催方法:オンライン(ビデオ会議システム「Zoom」を使用)
●参加費:無料
(受付中)参加お申し込み方法
事前登録が必須となりました。下記よりご登録をお願いいたします。
※Zoomにアクセスができない場合
登録フォームへの接続が困難な場合、代理でZoom登録をいたします。
BOSS研参加申込書(クリックでダウンロード)に必要事項をご記入の上、
沼田研究室 鈴木 suzuki-n[at]iis.u-tokyo.ac.jp 宛にお送りください。
※ [at] は @ に置き換えて下さい。

BOSS参考画像:静岡県南伊豆町の避難所フロー図