2023年9月29日

専門プログラム「The Flow 47」

The Flow 47」では、基礎プログラムでも度々登場している47種類の災害対策業務について、各業務の(1)Flow、(2)Checklistを説明します。

災害対策の実務に関わる人なら必ずマスターしてほしい47種類の災害対策業務のポイントを説明します。

災害対策業務の体系とその要点を理解していますか?

・何から対応してよいのかわからない。
・場当たり的で後手後手の対応になる。住民やマスコミから非効率さを指摘される。
・応援職員が来ても業務を指示できない。

47種類の災害対策業務を学び、体系的な知識を武器として、
場当たり的で後手後手な対応から、先取りで自信を持った対応へ。

・47種類の災害対策業務を「型」として、先見性を持ち、柔軟な対応ができる体制を作りましょう。
・先を見通し戦略的な対応力(先見性と戦略性)を高める。
・状況変化への対応力(多様性と柔軟性)と持つ。

災害対策業務のフレームワークを持っているDMTCだから提供できる災害対策業務の体系を学ぶThe Flow 47。

約10時間で災害対策の体系を学びましょう。
・47種類の災害対策業務のフローと留意事項、関連する知識を提供します。


  • 開講期間:2024年4月1日から2025年3月11日

  • 受講形態:動画視聴(いつでも、好きな時間に視聴)

  • 対象者:防災・危機管理課の行政職員、地域防災に関わる住民リーダー、行政の災害対策に関わる民間企業の社員、ボランティアなど。

  • 受講時間:約10時間

  • 講師:沼田宗純(東京大学生産技術研究所・准教授)

  • 受講料:税込38,500円
    ただし、基礎プログラムの受講者は税込27,500円

  • 教材:災害対策業務フィールドガイド
    税込8,800円で希望者は購入可能。

  • お申し込み方法:DMTC CAMPUSから申し込み (銀行振り込みのみ対応)
パンフレットはこちらから

  • Level Awareness(市区町村の職員なら最低限理解してほしい内容)
  • Target 行政職員、行政に関係する民間企業、自主防災組織リーダー、ボランティア団体など。
  • Deliver Type 講義動画視聴(DMTC CAMPUSから視聴)
  • Duration in Hours 10時間
  • Training Description 効果的な災害対応を実現するためには、災害対策の全体像を把握する必要がある。しかし、多様な災害対応をどのように、どこまで把握したら良いのか分からず、自信をもって災害対応に従事できる人は少ない。そこで本トレーニングでは、47種類の災害対策業務フローとチェックリストを学び、行政職員が現場で対応する際の要点をおさえる。これにより災害対応の全体像を把握しならが、後手後手にならずに、自信をもって、先取りで対応できる能力を身に着ける。
  • Training Objectives 47種類の災害対策業務を知る。47種類の災害対策業務フローを知る。47種類の災害対策業務のチェックリストを知る。災害対策本部で業務フローを確認しながら対応することを知る。
  • Mission Phase Allフェーズ(被害抑止、被害軽減、早期警報と事前行動、被害評価、応急対応や緊急対応、復旧、復興)
  • Focus Area Allエリア(47種の災害対策業務)
  • Primary Core Capability 知識力・技能力(俯瞰力)、構想力・体系化力。
  • Training Certificate DMTCの修了証の発行。

 

※フィールドガイドについて。

講義内容


     0. 導入 (47分4秒)

  1.  災害対策本部の設置・運営  (25分29秒)
  2.  BCPの策定と発動  (7分2秒)
  3.  復旧・復興計画の策定・運用  (12分39秒)
  4.  視察等要人対応・議員対応  (12分15秒)
  5.  職員の安否確認・動員・管理  (7分59秒)
  6.  地域住民との連携・防災教育  (7分19秒)
  7.  行政・民間企業の相互応援要請・受援、活動調整  (11分38秒)
  8.  自衛隊・警察・消防など専門機関への応援要請・受援  (3分57秒)
  9.  ボランティア団体・NPOなど連携・調整  (10分12秒)
  10.  土地利用の検討・災害空地の管理  (4分51秒)
  11.  通信機能の確保・復旧  (7分39秒)
  12.  ハザード情報の収集・分析・伝達  (21分12秒)
  13.  避難情報の発令  (23分14秒)
  14.  被害情報の収集・分析・報告  (12分9秒)
  15.  住民への広報コミュニケーション・マスメディア対応  (12分28秒)
  16.  相談窓口の設置・運営、電話対応  (4分40秒)
  17.  救急・救助活動  (10分25秒)
  18.  捜索活動・遺体安置等  (20分59秒)
  19.  医療救護活動  (14分7秒)
  20.  保健・衛生・心のケア・栄養管理  (9分39秒)
  21.  避難行動支援・帰宅困難者対策  (12分48秒)
  22.  避難所・避難生活支援  (11分9秒)
  23.  物資の調達・供給  (11分17秒)
  24.  要配慮者・ジェンダーなどインクルーシブな支援  (15分12秒)
  25.  義援金の受付・配分  (6分19秒)
  26.  各種生活再建支援・災害見舞金・税緩和  (14分52秒)
  27.  応急危険度判定の実施  (9分41秒)
  28.  住家の被害認定調査の実施  (20分0秒)
  29.  罹災証明書の発行  (9分4秒)
  30.  応急仮設住宅・公営住宅の借上げ・供給管理  (7分45秒)
  31.  公的な住居修理・解体の対応  (11分34秒)
  32.  文教施設の対応、応急教育  (5分34秒)
  33.  公営地・公営住宅等の被害状況把握・復旧  (6分21秒)
  34.  道路施設の被害状況把握・復旧  (25分11秒)
  35.  警備・交通規制対応  (10分41秒)
  36.  鉄道・バス・空港等の公共交通機関の被害・運行状況把握  (4分30秒)
  37.  山地・河川・海岸施設の被害状況把握・復旧  (13分21秒)
  38.  水道施設の被害状況把握・復旧  (9分9秒)
  39.  下水道施設の被害状況把握・復旧  (13分2秒)
  40.  電力・ガス・通信・石油関連施設の被害状況把握・復旧 (9分58秒)
  41.  危険物施設の状況把握・安全確保措置  (12分34秒)
  42.  災害廃棄物の処理  (21分2秒)
  43.  災害救助法等の災害関連法令の事務  (21分9秒)
  44.  財源の確保・基金の活用・災害関連の出納  (9分30秒)
  45.  財政・金融関連の措置 (4分26秒)
  46.  被災企業・事業者・産業の状況把握・支援  (4分55秒)
  47.  農地・農業・家畜・漁業の被害状況把握・復旧  (6分1秒)
  48.  まとめ  (4分3秒)