福祉レジリエンスマネジメント研修
― 災害に強い福祉施設をつくる ―
Welfare Resilience Management — Building Disaster-Resilient Social Welfare Facilities

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研修概要
福祉防災の基礎から、個別避難計画・福祉BCP・施設間連携・災害トリアージまで、
福祉施設が「災害を生き抜く」ために必要な知識と実践力を体系的に学ぶ職員向け研修です。
この研修で身につくこと
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福祉施設に特有の災害リスクと福祉防災の基本概念
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個別避難計画・福祉BCP・福祉避難所の考え方と実務ポイント
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熊本地震などの事例から学ぶ計画策定と訓練の進め方
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法人内外の施設間連携、DWAT・支え合いセンターとの協働のあり方
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ライフライン寸断時の被害想定、熱中症など高齢者の健康危機に対するトリアージ
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災害時にも利用者の「尊厳」を守る支援姿勢とケースマネジメント
対象者
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福祉施設・高齢者施設の職員・管理者
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自治体の福祉・防災担当者
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社会福祉法人の災害対策担当者 など
目的
災害時に福祉施設が直面するリスクを理解し、以下の能力を総合的に強化します。
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施設の防災体制づくり
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BCPと訓練の高度化
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支援・受援の連携体制構築
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高齢者の健康危機対応(トリアージ・応急)
受講料
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福祉施設の職員:0円(無料)
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上記以外:33,000円(税込)
定員
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20名程度(最少催行人数:10名)
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研修構成
オンライン講義(事前視聴)+対面演習(当日)
※オンライン講義は演習当日までにご視聴ください。
【演習(対面)】
日時:2026年2月6日(金)14:00〜
場所:東京大学 生産技術研究所(駒場リサーチキャンパス)
〒153-8505 東京都目黒区駒場4-6-1
アクセス:https://www.iis.u-tokyo.ac.jp/ja/access/
内容:
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災害対策本部(EOC)の運営体験
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ワークショップ(福祉施設の災害対応)
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参加者間の意見交換・ケーススタディ
オンライン講義内容(事前視聴)
1.福祉防災の基礎
講師:鐘屋 一 氏
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近年の大災害と脆弱化する社会
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個別避難計画
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福祉BCP
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福祉避難所
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災害ケースマネジメント
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尊厳を守る支援と地域のつながり
2.福祉施設における災害対策担当設置の必要性
講師:中村 正人 氏
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福祉施設が被災するとはどういうことか
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高齢者施設の災害対策の現状
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福祉施設が抱える災害課題
3.福祉施設の災害対応力を高めるポイント
講師:寺西 貞昭 氏
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熊本地震から見える課題
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計画策定の考え方
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研修・訓練の実施方法
4.備えと支援・受援の重要性
講師:園崎 秀治 氏
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被災地における外部支援(支援を受ける力)
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実際に機能するBCPとは
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法人内外の連携体制
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DWAT・支え合いセンターの役割
5.高齢者施設での災害トリアージ(ライフライン寸断時)
講師:片岡 司 氏
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災害による高齢者の被害事例
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熱中症・健康危機の理解
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判断・処置のポイント
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事例を使ったトリアージ演習
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