556:熊本地震

 
課題概要
○被災者に寄り添った応急仮設住宅の提供に課題【健康福祉部】【土木部】・地震による地割れや浸水区域の存在などにより、応急仮設住宅を整備できるまとまった用地を失った市町村においては、応急仮設住宅の建設用地の確保に苦慮した。また、従来の地域コミュニティに配慮した候補地を選定する市町村においては、住民の合意形成や地権者との交渉に時間を要した。・途中で入居要件が緩和され(全壊・大規模半壊から半壊の一部まで)、入居対象者が拡がったことや、り災証明書の2次調査に時間を要したことから、市町村からの追加の建設要請が続き、全体戸数の把握に苦慮した。・梅雨時期の大雨により予定していた工程を変更せざるを得なかったり、必要な職人の確保が困難であったこともあり、一部の応急仮設住宅で、工期に遅れが生じた。