578:熊本地震

 
課題概要
○事前の備えや過去の災害の教訓、経験の伝承が不足・平成27年に実施された県民アンケートでは災害に備えて備蓄をしていたのは27.5%であり、全国平均(47.4%)と比べても低く、また、発災直後から県や市町村による備蓄が不足し、物資支援が必要であった。・県民アンケートでは災害に備えて住宅の耐震化を行っていたのは8.8%、家具等の固定を行っていたのは19.2%であり、住宅の耐震化、家具の固定等の取組みが不十分であった。・過去の災害の伝承が不十分。※震災後の自助の高まり県民アンケートより、熊本地震後、県民の自助の意識が高まっていることが分かる。例えば、震災前に比べ震災後は、「飲料水・食糧を備蓄」した方は1.8倍、「家具の固定」、「非常用持出品の準備」については2倍以上の方が備えをしている。