受講者募集中
― 正しく伝え、信頼を築くための実践的アプローチ ―
近年、災害対策の現場では「リスクコミュニケーション」という言葉が頻繁に使われています。
しかし、その重要性や意味、具体的な活用方法を体系的に学ぶ機会は限られており、結果として、
「リスクコミュニケーション」の概念が曖昧なまま使用されている現状が見受けられます。
本プログラムでは、災害時におけるリスク情報の共有・対話・信頼構築のあり方を、基礎から実践まで体系的に学びます。
行政、企業、専門家、住民など、多様な関係者がどのように協働し、効果的な情報伝達を行うのか、正確な理解と効果的な活用方法を身に付けることを目指します。
開催日程
2026年 2月13 日(金)9:00-17:00
会場
東京大学生産技術研究所 An棟3階 大会議室(An301・302)他
〒153-8505 東京都目黒区駒場4-6-1(駒場リサーチキャンパス内)
https://www.iis.u-tokyo.ac.jp/ja/access/
対象者
- 行政職員
- 企業の広報担当
- 企業の危機管理、リスクマネジメント、BCP担当者
受講形態
オンデマンド講義(事前学習)+ 実技研修の両者を学んで頂きます。
※どちらか片方のみは認められておりません。
●オンデマンド講義(各60分程度)
1. 災害時の自治体の情報発信とメディア対応:入江さやか(松本大学、東京大学大学院情報学環修了)
2. 災害対策のコミュニケーション技術~説得から共考へ~(中井 佳絵、ボウジョレーヌプロジェクト)
3. 科学技術コミュニケーション~社会との対話を考える~(川越 至桜、東京大学生産技術研究所)
4. リスクコミュニケーションと「受け手」の心理(石橋 真帆、東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター)
5. 備える前提の発信が届かない理由-SNSマーケティングと広報戦略-(奥村 奈津美、防災アナウンサー)
●実技研修
中井佳絵(ボウジョレーヌプロジェクト)
実技研修の内容
1. 相互インタビュー演習
● 座学:情報空間とコミュニケーションの基礎
● ペアワーク:価値観を引き出すインタビュー演習
2. 記者会見トレーニング(クライシスコミュニケーション)
● 座学:危機時のメディア対応の基本
● 模擬記者会見
● 振り返りワークショップ
3. 発災前説明会トレーニング(コンセンサスコミュニケーション)
● 座学:説明会運営と合意形成のポイント
● 模擬説明会
● 振り返りワークショップ
受講料
29,800円(税込)
定員
各回20名程度(最小催行人数:3名)
テキスト・参考文献
持ち物・服装?
- 筆記用具
- 動きやすい服装
- ノートパソコン(修了試験やレポート作成に使用します。)
研修評価方法
確認テスト
主催
東京大学生産技術研究所附属 災害対策トレーニングセンター(DMTC)
お申込み方法
以下のサイトから該当する日時の研修をお申込みください。
https://elearning.tdmtc.tokyo/user/product
お問い合わせ
DMTCプログラム事務局(東京大学沼田研究室内)
numa[at]iis.u-tokyo.ac.jp

