2018年4月11日

Training

 DMTCを受講し、「知識×考える力×実践力」を身に着け、「元気×自信×繋がり」を持つことで、国内外の様々な問題を解決に導き、未来の社会を担う多くの人材を輩出したいと考えています。
 世界最先端の動向を踏まえ、活気あふれる議論や活きた知識を学ぶことで、断片的な知識ばかりを詰め込むようなことはせず、3実(実践的・実際的・実用的※1)を兼ね揃えた新たな価値を創造できるような教育プログラムとなるように心がけています。
※1 DMTCの3実:
【実践的】:基本知識を身に着けた上で、基本動作を実践し、具体的に行動に移し社会に実装することを学びます。
【実際的】:災害対応業務を中心に、理屈にとらわれず、実情に即し、実際に役立つような内容を学びます。
【実用的】:実際に役に立つ内容を学ぶとともに、未来課題を先取りした内容を学びます。

DMTCのトレーニングの特徴

教育課程の7つの方針

  1.  災害対策に係る業務を網羅し、プロセスで把握するから、体系的に理解できる。
  2.  災害対策の基本的な考え方や姿勢から学べるから、業務への理解が深まる。
  3.  業務への理解をもとに具体的な対応や行動、技術を段階的に身に付け、防災計画やマニュアル等に落とし込むから、実践に役立つ。
  4.  最先端の情報と技術が集まり、調査結果や経験に基づくトレーニングだから、信頼性が高い。
  5.  一般生活者の意識に感度が高い民間企業との協働、実際の災害対応の経験や現場を持つ行政との連携があるから、社会的な要請に応えられる。
  6.  対象者を限定しないトレーニングだから、多彩な受講者同士が交流できる。
  7.  災害対策に関わる知識、技術の習得を修了する制度があるから、災害対応力を証明できる。

DMTCの47種の災害対応業務のフレームワーク

多様な災害対応に対して、DMTCは47種の災害対応業務として定義しています。この枠組みの中で、受講者は基礎知識、基本行動を身につけていきます。
この枠組みがあるため、異なる立場や組織の受講者であっても、効果的に学ぶことができるようにしています。

参考文献:
  • 沼田 宗純, 井上 雅志, 目黒 公郎:災害対応業務のフレームワークの構築~2011年東日本大震災・2015年関東・東北豪雨・2016年熊本地震の災害対応業務の分析結果を踏まえて~、土木学会論文集A1(構造・地震工学)、73 巻、4 号、pp. 258-269、2017.
  • 沼田宗純・坂東 淳・中野真太:発災初動期における効果的な応援・受援体制の確立に向けた検討、地域安全学会論文集、No.37、pp.227-238、2020.
  • 井上 雅志・福岡淳也・沼田宗純・目黒公郎:地方自治体の災害対応における人員配置の最適化に向けたシミュレーション手法の開発、地域安全学会論文集、No.37、pp.359-370、2020.

災害対応工程管理システムBOSSを活用して災害対応業務を考え、プロセス化、データの共有

47種の災害対応業務の枠組みに対して、それぞれの業務の詳細を知り、思考します。災害が発生した場合に、先取りで対応できるようにするためには、災害時にどのような業務が発生するのかを思考することが大切です。
そこでDMTCでは、BOSSを活用して災害対応業務フローを描いて、議論し、より良い災害対応業務を見につけます。

皆様は、災害対応業務をどの程度描けるだろうか?様々な視点や角度から災害対応業務を書き出してみましょう。

受講者同士で災害対応業務フローを共有し、議論しながら、より良いものを作っていきます。

  • Arisa Yasui, Muneyoshi Numada and Chaitanya Krishna: Disaster Management Process Approach – Case Study by BOSS for Disaster Response under COVID-19 -, Submitted: July 9th 2020, Reviewed: November 9th 2020, Published: December 17th 2020, DOI: 10.5772/intechopen.94954, Open access peer-reviewed chapter – ONLINE FIRST.