和歌山県白浜町椿地区で研修を実施します!
現在、DMTCでは和歌山県西牟婁郡白浜町の椿地区を災害対策のトレーニングフィールドとする構想を模索しており、自助・共助の重要性を肌感覚で味わっていただく研修の実施や、重機の訓練施設の設置を検討しております。
地域の人々を巻き込みつつ、防災意識を向上するとともに実践的な活動能力の育成を図るべく、第1回の2月には「The EOC at TSUBAKI」と題して、現地でのワークショップおよび避難所・災害対策本部運営訓練を実施しました。第2回の5月には「孤立集落サミット2024 at TSUBAKI」と題して、令和6年能登半島地震での被害状況を教訓としながら、参加者の方々に活発な議論を交わしていただきました。第3回となる8月には「孤立集落(ミニ)サバイバル合宿 2024 at TSUBAKI」と題して、1泊2日の合宿スタイルで「自分の身を、自分たちの地域を、そして未来を守るにはどうすればいいか」をテーマとしたコンテンツを提供しました。
今回の3月の研修では、DMTC-SAが提供する能力認定制度「災害対策士」の輪を広げるために、2泊3日の合宿スタイルで、実際の指定避難所を使用した避難所運営訓練を実施し、実際の災害対策の現場で必要な知識と技能を兼ね備えた人材を養成・認定します。
- 詳細は下記のフライヤーから。
※一連のプロジェクトに関しまして、2023/12/3(日)に住民説明会を実施しております。
TSM & DMS at TSUBAKI 災害対策士C級+B級(TSM:避難所運営)
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開催日:2025年3月26日(水) & 27日(木) & 28日(金)の2泊3日 【土日はご家族で白浜観光へ】
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集合:3月26日 10:00
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解散:3月28日 16:30 (予定)
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対象者:避難所設営や避難所運営のスキルを身に付けたいと考えている方・行政職員・自主防災組織などの避難所運営を委託運営する可能性のある企業・自治会・町会のリーダー
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定員:20名。定員になり次第締め切り。
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参加費:和歌山県民特別割引・県外から来てくれてありがとう割引 (特別割引先着20名)
専門プログラム「The Shelter Management」受講料55,000円+
災害対策士C級受験料19,800円+災害対策士B級認定料11,000円 = 85,800円
※災害対策士C級に既に合格している方は、C級受験料を除く 66,000円 となります。 -
教材:災害対策士C級 試験対策テキスト(PDF形式で送信いたします)
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事前学習:DMTC-CAMPUSからeラーニングにて講義動画を視聴、事前課題の提出
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研修内容:Mission 1: 災害対策士C級を取得する。(不合格だとB級に進めません)
Mission 2: 指定避難所での設営訓練を体験する。
Mission 3: 災害対策士B級(TSM)を取得する。 -
持ち物:一日目の昼食、使い慣れたパソコン(試験用)、着替え、アメニティ、防寒具・寝袋など
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協力:東京大学生産技術研究所附属災害対策トレーニングセンター(DMTC)、一般社団法人災害対策支援者協会(D-SSA)
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後援:白浜町、和歌山県、上富田町、すさみ町、みなべ町(以上確定)、田辺市(予定)
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お申し込み:Googleフォームから。
※DMTC-CAMPUSのアカウントも必要です。お持ちでない方はこちらから新規作成を。 -
問い合わせ先:DMTC-SA窓口 tdmtc.tokyo [at] gmail.com ([at]を@に変えてください。)
- 詳細は下記のフライヤーから。
【Mission】
本研修では下記の3つのMissionを設定します。
3つのMissionのクリアのために、様々なコンテンツを用意します。
Mission 1:災害対策士C級を取得する。
- 災害対策の基礎を学んだうえで能力認定に合格する。
Mission 2:指定避難所での設営訓練を体験する。
- ぶっつけ本番で避難所設営を体験する。
- 知識を行動に変換するヒントを掴む。
- 現場・現実・現物での貴重な体験。
- 何に困るのか?致命的な失敗は何か?を体感する。
- 設営初動での困ったことを繰り返し体験する。
Mission 3:災害対策士B級(TSM)を取得する。
※災害対策士C級合格者のみが受験できます
- DMTC専門プログラムTSM(避難所運営)を修了する。
- 被災地で使える人材に成長する。