椿地区全体をフィールドとした災害対策トレーニングに関する住民説明会 開催報告

現在、DMTCでは和歌山県西牟婁郡白浜町の椿地区を災害対策のトレーニングフィールドとする構想を模索しており、自助・共助の重要性を肌感覚で味わっていただく研修の実施や、重機の訓練施設の設置を検討しております。
その構想の第1歩として、2月15日・16日にはモニタートレーニングを現地で実施予定です。

それに先立ちまして、2023/12/3(日) 10時から椿区民会館にて、白浜町と共同で住民説明会を開催し、27名の方にお越しいただきました。

 

まず、井澗誠白浜町長からご挨拶をいただいた後、白浜町生活環境課から、白浜町最終処分場の廃止に向けた手続きの進捗、および跡地の上部利用に関して、説明していただきました。

DMTC-SA(災害対策トレーニングセンター支援会)の吉田常務理事からは、DMTCの説明、および災害対策トレーニング実施に関するご協力のお願いをいたしました。

椿地区は四方を山・海・川に囲まれており、南海トラフ巨大地震が発生した際には、その大部分が津波浸水区域あるいは土砂災害警戒区域に入っています。地区の危険性と、発災時には自助・共助をベースとした避難行動・対応が求められることをご理解いただきました。

説明後の質疑応答では、3名の方から前向きで建設的なご意見を頂戴いたしました。ありがとうございました。

今後、地域のカウンターパートを設定し、2月のモニタートレーニングへの準備を進めてまいります。続報をお待ちください。