2022年5月23日

基礎プログラム

基礎概論のパンフレット

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基礎プログラム

 = 基礎概論(オンライン講義)

  + 基礎演習(オンライン講義 + 演習)

 

基礎プログラムは、災害対策に関わる人々が、所属組織や立場に関わらず共通して身につけておくべき基本的な知識や考え方と技能を習得するプログラムです。基礎知識を学ぶための講義を中心とした「基礎概論」と体験(WS、議論、実習・実技、発表)を中心として学ぶ「基礎演習」から構成されます。災害メカニズムの理解に基づく災害状況を想像する力(災害イマジネーション)を向上するとともに、災害対策における現状の問題や課題の抽出と分析から、解決策を導く基本方策を学びます。


■ 基礎概論 (オンライン講義)

概要:災害対策の基礎を体系的に学ぶオンライン講義。
 基礎概論は、現場で活動するために必要な基礎的な知識や考え方の習得を目的とする。そのために、ハザードの脅威・災害現象の理解・組織の能力等の災害対策の体系的な理解を講義を通して学ぶ。

対象者:災害対策に関わる人々と興味を持つ人々。
  具体的には、災害対策本部の運営に関わる市区町村職員、都道府県職員、
 自主防災組織等の住民組織のメンバー、
 企業や団体などBCPや危機管理の業務の担当者、
 災害や防災対策に興味を持つ人々。

理解すべき事項:災害対策の7つのフェーズ、総合的災害対策マトリクス、リスク・マネジメントとクライシス・マネジメント、意思決定の考え方、47種の災害対策業務、災害対策業務の優先順位付けのなど。

受講料:33,000円(消費税込み)

学習時間:約23時間

受講期間:受講開始日より6カ月以内に修了すること。

修了評価:確認テストの提出。

事前学習:特に求めない。

学習結果の応用先等:各種防災計画・災害対策本部運営マニュアルなどのマニュアル 、BCPなどの更新の際の基礎知識として活用。

 

お申込み方法:

DMTC CAMPUSの開設。
 受講者は、「DMTC CAMPUS」というシステムを使い学習します。そこで初めに、DMTC CAMPUSの開設をお願いいたします。その後、DMTC CAMPUSを通じて基礎概論をお申込み頂けます。

お申し込みは、いつでも受け付けています。

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【基礎概論の受講を開始までの流れ】

 Step 1. DMTC CAMPUSを開設(無料)

 Step 2. DMTC CAMPUSを使い基礎概論の履修申請

 Step 3. 受講料の支払い

 Step 4. 基礎概論の受講開始

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※DMTC CAMPUSとは?
DMTC CAMPUS=「ディーエムティーシー キャンパス」と呼びます。大学のキャンパスをイメージしたオンラインの学習システム。DMTC CAMPUSは、受講者専用サイトでお一人おひとりの受講、受講管理を行うマイページにあたるものです。各研修プログラムの申込手続きやオンライン講義の提供を行うシステムです。


学習内容:

DMTCでは、災害対策を体系化するために、8つの研究・教育分野を設定しています。基礎概論では、各分野から基礎的な内容を取り上げます。

1. 災害対策原論

・災害対策の基礎原論
 目黒公郎(東京大学生産技術研究所・大学院情報学環)
・危機管理の要諦
 伊藤哲朗(東京大学生産技術研究所・客員教授)
・市町村の災害対策に学ぶ
 室田哲男(元総務省消防庁国民保護・防災部長)

・効果的な災害対応を実現するためのポイント
 沼田宗純(東京大学生産技術研究所・大学院情報学環)

2. ガバナンス

・組織対応と意思決定の概論
 沼田宗純(同上)
・災害対策本部運営の基礎概論
 田中健一(生産技術研究所リサーチフェロー、兵庫県)

・企業活動から学ぶBCPの本質
 高橋克彦(インフォコム株式会社、事業継続主任管理士)

3. 災害情報

・災害情報概論
 沼田宗純(同上)

・災害時の情報伝達
 関谷直也(東京大学大学院情報学環)

4. 救助・災害医療支援

・多様な人々の連携プレーで命を守り、命をつなぐ
 沼田宗純(同上)
・救助・救急・医療・保健衛生の体制と課題
 神原咲子(神戸市看護大学)

・法医学から学ぶ災害対策マネジメント
 斉藤久子(千葉大学大学院医学研究院法医学教室)

5. 避難・被災者支援

・避難・被災者支援
 沼田宗純(同上)
・避難所の設置・運営
 田中健一(同上)

6. 地域再建支援

・私たちの生活の基盤“家”を中心とした生活再建
 沼田宗純(同上)

7. 社会基盤システム再建

・インフラ復旧と災害廃棄物対策概論
 沼田宗純(同上)
・インフラ復旧から学ぶ災害対応マネジメント
 田村秀夫(生産技術研究所リサーチフェロー、元国土交通省 北海道局長)

・災害廃棄物概論
 沼田宗純(同上)

8. 社会経済活動回復

・災害救助法の徹底活用と財源確保の基礎
 沼田宗純(同上)
・災害救助法の徹底活用
 田中健一(同上)
・災害対応における財源確保の基礎
 滝 陽介(東京大学大学院総合文化研究科・客員教授)




学習内容の構成図:




■基礎演習 (オンライン講義 + 演習)

※今後、受講開始予定

「基礎演習」 は、オンライン講義と演習(WS、議論、実習・実技、発表)を中心として学ぶプログラム。

概要:オンライン講義(約15時間)と体験的に学ぶ演習(対面3日間)により構成。災害メカニズムの理解に基づく災害状況を想像する力(災害イマジネーション)を向上するとともに、災害対策における現状の問題や課題の抽出と分析から、解決策を導く基本方策を学ぶために演習を行います。

 基礎概論で学んだ基礎知識を踏まえ、災害対策マトリクスを使って災害対策の現状からあるべき姿へのアプローチ法、災害対策に関わる業務フロー、災害対策本部運営の基本を演習によって学ぶ。

対象者:基礎概論の修了者。
 災害対策に関わる人々と興味を持つ人々。
  具体的には、災害対策本部の運営に関わる市区町村職員、都道府県職員、
 自主防災組織等の住民組織のメンバー、
 企業や団体などBCPや危機管理の業務の担当者、
 災害や防災対策に興味を持つ人々。

理解すべき事項:災害対策マトリクス、災害対応工程管理システムBOSSを使った災害対策業務フローの構築、災害対策本部運営の演習、情報収集と共有、情報処理におけるコミュニケーションの在り方。

受講料:66,000円(消費税込み)

学習時間:オンライン講義(約15時間)+演習(3日間の体験的な学び)

 ※演習は、東京大学生産技術研究所を予定しています。

受講期間:受講開始日より6カ月以内に修了すること。

修了評価:確認テストの提出。

事前学習:基礎概論。※基礎概論を修了した方が基礎演習を受講できます。

学習結果の応用先等:各種防災計画・災害対策本部運営マニュアルなどのマニュアル 、BCPなどの更新の際の基礎知識として活用。

オンライン講義(予定):
 ・日本の国土と災害対策
 ・防災基本計画から見るハザード別の対策
 ・日本の地形・地質
 ・地震災害の基礎
 ・津波災害の基礎
 ・地盤災害の基礎
 ・豪雪災害の基礎
 ・河川災害の基礎
 ・海岸災害の基礎
 ・火山災害の基礎
 ・気象災害の基礎
 ・感染症の基礎
 ・火災の基礎
 ・危険物災害の基礎

演習(予定):
 1日目:AM 自己紹介、災害対策マトリクス演習、PM 災害対策本部演習(1回目)
 2日目:AM 災害対策業務フロー演習、PM 情報処理演習
 3日目:AM 災害対策本部演習(2回目)、PM まとめ・レポート

 演習のイメージ図:

※写真は、過去に実施したモニタートレーニング等