454:熊本地震

 
課題概要
○学校の避難所としての構造や機能に起因する課題【教育委員会】・避難所に指定されていた学校施設が被害を受けて、実際には避難所としての利用ができなかったケースがあった。特に市町村立学校の天井などの非構造部材の耐震化の推進が課題。・避難が長期化する中、ライフラインや空調の確保などに多くの学校が苦慮した。・指定避難所においても、備蓄のほか、例えば、井戸水、中水施設、太陽光発電、マンホールトイレなど防災・避難所機能が不足していた。・一つの学校で最大で約2千人の避難者を受け入れる中、学校には洋式トイレの数が少なく、和式トイレがほとんどであるため、高齢の避難者に負担をかけることになった。トイレ自体も不足した。