472:熊本地震

 
課題概要
○車中泊等、避難者の把握等が困難【商工観光労働部】・屋外の避難で車中泊等のため、避難者の把握が困難であった。どこの市町村の方か、車中やテントに何名いるかも不明であり、また、車の台数も日中は仕事等に行かれ夜戻られる方や、万が一のためペットボトル等を駐車場に置き、場所取りのみをしている方もおられた。さらに、ボランティア等の車も多数訪れ、避難者の実態が掴みづらい状況であった。・駐車場が広く、出入口も制限なく開放しているため、避難者かそうでないかの把握が難しい。指定管理者において駐車場巡回を実施したが、不審車両と思われる場合は、警察に巡回を依頼するなどの対応が必要であった。・車中泊やテント泊は長期間になると心身共に負担が大きく、短期間での解消が必要だが、避難者がいる以上、施設管理者として施設を閉鎖することも難しく、地元市町村等と早期から連携し、できるだけ速やかに避難所等へ誘導することが大事であるが、車中泊等による避難は8月まで継続された。・テント等を避難者が放置していかれる事例もあり、所有者の特定等事後の対応があった。