484:熊本地震
- 課題概要
- ○避難行動要支援者への支援が不十分【健康福祉部】・発災直後は、施設の被災や一般避難者の受入れ、介護職員の不足などにより、福祉避難所制度の十分な運用ができなかった。・避難行動要支援者名簿が十分に活用されなかった・個人情報保護の観点から、自主防災組織等が事前に避難行動要支援者を把握することが困難だった。・20の市町村が避難行動要支援者の個別計画を作成していなかった。また、作成していても活用されず、在宅の高齢者や障がい者等の円滑な支援が、困難な市町村もあった。そのため、急遽、代替案として市町村保有の障害者手帳等の名簿を活用(一部の町については県から情報を提供)した。・避難所におけるバリアフリー、妊産婦・乳幼児や障がい特性への対応が不十分なため、やむを得ず車中避難する避難行動要支援者がいた。・発災直後は、避難所から対象者を福祉避難所へ移動できなかった。